空知鉃道の概要
北海道岩見沢市北村の民家敷地内にある個人運営の庭園鉄道(ミニ鉄道)です。
2015年9月25日に開業。線路長約55m、軌間381㎜(15インチ)と大変狭い線路幅(ナローゲージ)でモーターで動く2両1編成の車両(VVVF制御)は、大人が数人しか乗れません。いわゆる庭園鉄道(ミニ鉄道)と言われるものです。現在、2つの駅があり「赤川」「南赤川」駅間を結ぶ北村本線の単線線路があります。また、車両の製造・整備等を担う北車両基地とを結ぶ基地線がありますが、こちらは一般の方は乗車できない区間です。
列車の保安装置として「打ち子式ATS」を採用。日本国内で現存しているのは珍しいです。列車の運転はツーマン(運転士・車掌)乗務が基本となります。鉄道なので閉そく区間を設けており、閉そく方式は道内では大変珍しい「スタフ閉そく式」を施行しています。
毎年5月から10月まで不定期で列車運行をし見学も受け付けていますが、個人運営のためご希望に添えないことがあります。

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鉄道は全て自作です
線路・駅・車両から全て手作業で製作しています。レールも本物の6kgレールというものを使用し、電車の乗り心地は本物と同じです。車両は交流モータで動く「電車」。いわゆるVVVF制御電車と同じような音がします。

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住宅敷地内の自家用鉄道
この鉄道路線は全線個人の敷地内を走ります。軌道長約55メートルを最高時速5キロメートルの電車が約1分で走り抜けます。厳密に言うと法律上の鉄道ではありませんが、メカニズムは本物の鉄道とほぼ同じです。
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一般の人でも見学できる
事前予約制で一般の方でも見学が可能です。エアリザーブというサイトで予約を受け付けています。ただし、見学期間が毎年5月から10月の限られた日にちのみです。

空知鉃道の施設見学(取材対応)について
北海道岩見沢市北村にある庭園鉄道施設を見学することができます。事前に申し込む必要があり、また日程が限られています。見学対応期間は毎年5月1日から10月31日までとなります。
現在、諸事情により見学は鉄道関係者様や常連様のみ対応しております。
テレビ等の取材につきましては上記期間に撮影対応が可能ですのでメールにてご連絡ください。

空知鉃道の思い

■活動理念 「携わる人たちが幸せになる鉄道づくり」
私たち空知鉃道は、庭園鉄道運営を通じて係員相互の余暇の充実と親睦を深めるとともに、空知の魅力と活力を引き出し優れた技術力と創造力を元に北村に集う人たちの生き生きとした毎日に貢献します。
■活動指針
・安全の大切さを心に刻み、地域からの揺るぎない信頼を獲得します。
・創意、熱意、誠意の三意をもって、安定輸送を実現します。
・自由な議論とチームワークを大切にします。
・自主自立意識を持ち、新たなわくわくを創造します。


