​　駅員、乗務員（運転士・車掌）、指令員など列車の運行に携わります。

​　はじめは駅業務から行ってもらいます。その後、本人の希望と適性により乗務員登用となります。一定期間、車掌業務に従事した後に本人の希望と適性により運転士見習いとなります。運転士として単独乗務を一定期間従事した後、乗務員を監督する立場（助役）や、指令所等の業務を行うことが出来ます。また、新人乗務員を指導する「車掌指導員、運転指導員（指導操縦者）」等の業務に就くこともあります。駅員は18歳以上、乗務員は20歳以上、動力車操縦者身体検査に合格するなど諸条件があります。

​　線路の維持管理、新設軌道工事など線路に関する作業に従事します。

​　当鉄道で管理する軌道は全長約90ｍになり、現在更に約30ｍの軌道延伸工事を行っております。レール（軌条）一本は直線5.5ｍ重さは約33ｋｇあります。かなりの重量物でそれらを一人で運ぶこともあり体力が必要な職種です。レール下のまくら木や軌道を受け止めるバラストを一輪車（ネコ）で運ぶなど地味でただひたすら疲れる作業です。しかしながら列車の安全運行を陰で支える重要な作業であり、狂いのない線路を自分たちで維持し、列車の乗り心地の良さが保線作業の善し悪しで出てくるため、とてもやりがいのある職種です。

​　車両の維持整備、製造など車両に係わる作業に従事します。

　台車から車体まで当鉄道の完全オリジナルで、世界に一つだけの車両です。旋盤加工と溶接以外はすべて北車両基地で行うため、車両係員はオールラウンドプレーヤーでなければなりません。修理も自分たち、故障原因を調べるのも自分たちです。時には説明書とにらめっこするときもあり、大変苦労の絶えない職場です。しかし、自分たちが手入れをした車両が線路上を何事もなく走る姿を見るといつもは厳しい表情の係員も笑顔になるとか。物作りがすきなＤＩＹお父さんにはたまらない職場のようです。

​　列車を動かすための電力供給、信号機の保守整備、駅構内の照明設備など電気設備全般の保守管理を行います。電力会社から交流100Ｖで受電し、各施設に供給しているため、電気工事士資格取得者は優遇されます。資格がなくても弱電設備の維持管理の作業はできるので、電気や機械いじりが好きな人にはうってつけです。当鉄道の列車は全て電気車のため電力供給（バッテリー管理）は重要な作業です。車両や設備内にある各種メーターのチェックは怠ってはなりません。電気・機械・情報などを専攻した方、またはそれらが好きな方をお待ちしております。

　事務作業全般を担います。いわゆる雑用もこなし、部品備品の発注・掃除・食糧調達（炊事等）・書類作成・ＳＮＳ管理・広報・取引業者さんとの打ち合わせ・取材対応など多岐にわたります。また健全な鉄道運営を行うため法令やコンプライアンスを遵守して業務を行います。またそれらを係員へ周知徹底することもあります。時代の変化に対応しながら「新たな価値を創造する空知鉃道」をまだ見ぬ地へと導いていきます。

　当鉄道の「縁の下の力持ち」として支えていきませんか？